スポアンに覆われるタ・プローム(Ta Prohm) スポアンに圧し潰されそうなタ・プロームは薄暗く、神秘的な雰囲気の寺院である。 一歩足を踏み入れると、そこは今までと別の世界に入り込んだような不思議な錯覚をおぼえる。 スポアンというのは東南アジアに多い樹木で、成長が大変早く気根が幹や枝から地上へと伸びるため、遺跡を覆い隠すような形になっているのだそう。 自然と共存するこの寺院は、今そのおよそ70パーセントが倒壊しているそうだが、 なんとか保存することはできないのだろうか・・・。 |
木が遺跡にからみつき、まるで怪獣のよう・・・ |
カンボジアの空はこんなに高く、蒼く、どこまでも澄みきっている |
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音楽に合わせて体をくねらせ、じょうずに踊る子ども達に出会った。 楽器を奏でるのは彼らのお父さんだろうか・・・。 カンボジアの音楽はどこかしらもの悲しさが漂う。 |